土壌硬化剤
当社の土壌硬化剤は、骨材95%、セメント5%、そして土壌硬化剤0.05%という絶妙な配合により、強力かつ環境に優しい土壌改良を実現します。
高性能でありながら環境に配慮したこの製品は、幅広い用途での利用が可能です。
土壌硬化剤の特徴
土壌硬化剤と無機結合材の作用原理
- 中和粒子の外周電荷の反発力を吸着し、二重電気層土粒子の凝集を圧縮します。
- 土壌粒子の吸着水と低価数の可溶性塩イオンの吸着水橋により撥水性が生じ、土壌粒子は相互に固結して、不可逆的な防水プレートを形成します。
- 土壌中の金属、鉱物成分が無機結合材と反応し、水に溶融しない結晶体となり、土壌粒子間にしっかりと根を張り、隙間を封鎖し堅固な網状構造を形成すると共に、固化土壌の圧縮強度と耐曲げ力を向上させます。
- コーティング、錆化、加圧された土壌内の可溶性塩類は、一連の化学反応を経て、そのアクティビティが失われ、水分と共に、固化体の外周に追いやられます。
S-Hard No. 1と一定水分の土壌と混合した後、強いイオンを利用して土粒子表面の二重電気層構造を破壊し、土壌表面と水の作用力を弱らせ、撥水性を生じさせ、締固め度を高め、路盤強度を高めることが出来ます。締固め後、硬化剤と土壌の中の自身の物質に化学反応が起き、とげのような形を持つエトリンガイト結晶体となり、堅固な網状構造を形成すると共に、土の粒子が結合した固まりの間の通路や隙間を塞ぎ、水による侵入を防ぎ、極めて良好な耐凍結融解性を持っています。その為、硬化土壌が締固めによって圧縮・固化すれば、湿気による膨張や可塑化は発生しません。